去年12月発売の週刊文春は、およそ9年前に松本人志さんから都内のホテルで性的な被害を受けたとする女性2人の証言を報じました。

これに対し松本さんは1月、「名誉を傷つけられた」として発行元の文藝春秋と編集長に5億5000万円の損害賠償と記事の訂正を求める訴えを起こしました。

この裁判で、1回目の審理が3月28日に東京地方裁判所で開かれることが関係者への取材で分かりました。

訴えを起こした時、松本さんの代理人の弁護士は「およそ『性加害』に該当するような事実はないことを明確に主張し立証していく」などとしていました。

一方、週刊文春の編集部は「一連の記事には十分に自信を持っている。今後も報じるべき事柄があれば報じる」などとしていました。

松本さんは、裁判に注力したいとして1月上旬から芸能活動を休止しています。