逮捕されたのは、岐阜県可児市に住む職業不詳の南健久容疑者(40)など、20代から40代の男女6人です。

警察の調べによりますと6人は三重県川越町の建物で大麻草を密売目的で栽培したなどとして、大麻取締法違反の疑いが持たれています。

情報提供を受けた愛知県警が1月現場を捜索し、大麻草とみられる植物560株余りを押収していました。

警察によりますと、現場の建物は住宅街にあり、工場の跡地とみられていて、大麻草の生育をよくするため日照時間を調整するライトやエアコン、除湿機が備えられ、室温などを遠隔で管理できる仕組みになっていたということです。

外からは栽培の様子がうかがえないつくりで、地域の住民も気付かなかったということです。

警察は組織的に大麻を栽培していたとみて、密売ルートなどを調べています。

警察は6人の認否を明らかにしていません。