厚生労働省によりますと、7月7日までの1週間に、全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から1万4147人増えて、3万9874人となりました。

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は8.07人で、前の週の1.39倍となりました。

去年の同じ時期は9.14人でしたが、前の週からは9週連続で増加しています。

都道府県別では多い順に
▽沖縄県が29.92人
▽鹿児島県が23.13人
▽宮崎県が19.74人
▽熊本県が18.24人
▽佐賀県が16.31人などとなっていて、
すべての都道府県で前の週から増加となりました。

特に沖縄県では平均の患者数がおよそ30人に上っているほか、九州地方ではすべての県で10人を上回っています。

このほか、7月7日までの1週間に全国およそ500の医療機関から報告された、新たに入院した患者の数は2340人で、前の週と比べて632人の増加でした。入院患者が2000人を超えるのは3月以来となります。