中国などへの輸出をめぐるえん罪事件で逮捕された横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」の社長などが国と都を訴えた裁判では、1審の東京地方裁判所が去年12月、捜査の違法性を認めて国と都に合わせて1億6200万円余りの賠償を命じましたが、事件について「ねつ造」と話した現役捜査員の証言には触れず、双方が控訴しました。