東海道新幹線 上りの混雑がピークに 地震や台風への心配の声も
JRによりますと、東海道新幹線は旅行や帰省などで東京方面に向かう「上り」の列車の混雑が12日、ピークをむかえ、JR名古屋駅でも朝から家族連れなどが行き交う姿が見られました。
お盆の期間中、全席指定となっている「のぞみ」は午前・午後ともにほぼ満席になりました。
「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表された中でのお盆休みとなり、地震を心配する声も聞かれました。
広島から愛知の実家に向かう男性は、「南海トラフで実家がいちばん影響を受けやすいところにあるので両親が心配です」と話していました。
川崎市から名古屋市に子どもを連れて帰省していた女性は「暑かったので、プールで遊んだりスイカを食べたりしてゆっくり過ごしました。南海トラフ地震は以前から来ると言われてましたけど、怖いですね。子どもがいるので地震の備えをちゃんとしようと思いました」と話していました。
また、東北地方に向かう人からは台風5号の影響を心配する声も聞かれました。
青森県八戸市に行く男性は「急に台風の速度が遅くなってタイミングを外されたような感じです。まずいかなと思っていますけど、今のところは列車に遅れはないみたいなので、このまま行きます」と話していました。
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