全国有数のオクラの産地、鹿児島県指宿市です。

日の出前の午前3時ごろ、周辺が暗い中、収穫を行う1人の男性、西中川祥並さん(36)です。高齢の両親とともにオクラを生産しています。

日中の時間帯を避けて日の出前から作業を始める西中川さん、理由は熱中症を防ぐためです。

オクラの収穫の最盛期は7月から8月にかけてで、西中川さんも5年ほど前までは朝6時ごろから収穫作業をしていましたが、暑さが厳しさを増す中、身の危険を感じるようになったといいます。

そこで、近隣農家からのアドバイスを受けたことをきっかけに、日の出前に収穫を行うようになりました。