処分を受けたのは、戸部警察署の署長で59歳の警視正です。

神奈川県警の複数の関係者によりますと、署長に就任したことし3月以降、警察署内でパワーハラスメントが起きているという情報が県警察本部に寄せられたということで、調査が進められていました。

その結果、警視正が捜査の状況などの報告をする部下に対し「責任取れるのか」などと大きな声で威圧的に叱責していたことが確認され、部下は現在、休職しているということです。

このため、神奈川県警は、警視正の言動はパワハラにあたるとして、23日までに本部長訓戒の処分にしたということです。

近く別の部署に異動するとみられ、神奈川県警は「事実関係を確認した上で適切に措置を講じた」としています。