逮捕されたのは、東京 渋谷区のスマートフォン関連会社社長、板垣雄吾容疑者(44)ら3人です。

警視庁によりますと、板垣社長ら3人はおととし7月、40代の会社役員の男性に対し「中古のスマートフォンを海外へ転売する事業に出資してくれれば、2か月後に8%上乗せして返済する」などと、うその投資話をもちかけて、現金8000万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。

板垣社長は当時、格闘技イベント「ブレイキングダウン」の運営会社のCEOを務めていて、勧誘の際にも肩書をアピールするなどして信頼させていたということです。

警視庁は、板垣社長らがイベントの知名度なども悪用して勧誘を繰り返し、2020年以降おととしまでの間に、少なくとも120人からおよそ80億円を集めたとみて捜査を進めています。

警視庁は3人の認否を明らかにしていません。