東京 武蔵野の災害拠点連携病院 老朽化のため9月30日診療休止
診療を休止するのは、武蔵野市の「吉祥寺南病院」です。
この病院は125床あり、武蔵野市のほか、三鷹市や小金井市など6市を含む医療圏の患者を主に診ていて、
▽入院患者を24時間態勢で受け入れる「2次救急医療機関」のほか
▽災害時に地域の中等症の患者などを治療する「災害拠点連携病院」に指定されていました。
しかし病棟が築54年と老朽化し、建て替えを検討したものの、コロナによる経営への影響や、建築資材の高騰などのため断念せざるをえなくなり、9月いっぱいで診療を休止すると決めました。
病院を運営する医療法人は、診療休止を当面1年とし、その間に病床を引き継ぐほかの法人を探すとしています。
診療休止によって、地域の「災害拠点連携病院」が減る中、都は「災害による傷病者の治療に影響が出ないよう、診療休止に伴い、どういう影響が出るか医療圏内で精査して対応を考えたい」としています。
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