災害医療が専門で、東北大学災害科学国際研究所の江川新一教授らの研究グループは、宮城県南三陸町に残されていた8000人を超える被災者の診療記録を分析しました。

その結果、
▽避難所にいた人が、最初に医療支援を受けた日は、平均で地震発生から12.9日後だったのに対し、
▽在宅避難者は19.3日後で、6.4日遅かったことがわかりました。